ツィッターやインスタのプロフィールを英語で書く女性の謎が何だか分かった気がした

  ネットがグローバルでボーダーレスなものという知識はあるけど、海外の情報が見られて便利と思っていても、自分が投稿する内容は日本人向けになっているし、わざわざ海外の人が閲覧することを意識して、キャプションを英語で書かなくてもいいと考えてる日本人が大多数だと思っていますよね。

   でも、そうじゃない人たちがいるんですよ。

   つまり、海外セレブ好きな若い女子。

   SNSを、いわば「ナンパ待ち」に使う女子。    例えば、ジャスティン・ビーバーが、SNSでタイプの女子を見かけて、コメントつけるのをきっかけに交際を始めたらしいとか情報が入って来ると、自撮りのプロフィール写真がモリモリになってしまうのが止められない。旅行中の水着写真を撮りまくり、載せる。もちろん日頃話すのは日本語でも、プロフィールは英語で表示。投稿時のタグは必ず英語表記する。

   携帯を機種変更する際に参考にするのは、海外セレブの情報。

iPhoneの色?  みんな新色でしょ?」

とか言うの、海外セレブのパパラッチされたプライベート写真に写っている携帯を使用してる場面の画像を参考にしてるけど、アナタ日本の庶民ですから! という女子の皆さん。

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   なんか不思議だと思っていたんですが、自分がどうも日本人の男性に余りモテないので、守備範囲を広げて考えるようにしてみたら、とりあえず、できる外国語は英語。SNSで流通している情報の主流派も英語表記。ということで、英語を使う場面を増やしてみたら、日本語で照れちゃう内容も英語だと言うのを躊躇わないで済むし、素直になれる気がする。

   facebookInstagramを通じて、個人的にメッセージを送ってくる外国人もいる。だから英語のやりとりをする機会が増えてきて、英語のチャットを繰り返すうちに、見ず知らずの相手に身の上相談めいたことを語っている。まぁ、旦那が理解がなくて…ウチのカイジュウと呼ばれてる…とか。実際、モンスタ妻なのにお世話になります、と常々思ってたわけですが。で、うちの場合、わかりやすいグチを並べると「なんで、そんな男と別れて自分の為のアパート探しに行かないんだ?」とか言われる展開になる。   そんなこと言われたら、ひとりになったら面倒みてくれるの? 的な期待が膨らんだりしてモテ錯覚ができるから、日本語でコミュニケーションする相手に期待しなくなっていく。で、何だか、英語で話す方が言いたいことが言える気がする…的な気分になっている…。こういう繰り返しから、英語のinteresting pic!(良い写真だね)程度のコメントにもマメにコメントを返すようになり、個人的なコメントのやりとりをするきっかけになって…こういうことが増えるなら、最初からプロフィールも投稿も英語表記する方が良いのかなぁ、とか思い始めた。

で、ふと思ったのは、でも海外なんて、たまにしか行かない日本のおばさんじゃん、という事実。学生時代に少し真面目に勉強したから、ちょっと英語が話せるだけのおばさんなのに、何考えてるの? ていうこと。 f:id:ailovejin21:20171025072512p:image

  SNSの中でも、facebookは利用者の年齢層が高めと言われているらしくて、マメに更新して、コメントのやりとりを継続している律儀な利用者は、ある程度の年齢と思われる方が多い気がしますね。しかしながら、Instagramの投稿する方は、余り言葉のコミュニケーションを求めてない感じです。やりとりしても、日本語の使い方が雑で、語彙も少ないから会話が成立しなかったり、長いやりとりが継続していかない。日本人のおばさんでも、例えば、卑近な例ですが、義母つまり夫の母である姑が、会話するのが苦手な人で、細かい質問を重ねないと、言いたいことが見えて来ないので「コレはどうなの?」とかいっぱい聴いちゃうと、尋問されてるみたいに感じちゃうらしく、すごく苦しそうに吐き出すみたいに思いつめた口調で返すようになって来る。

「うまく言えない…!」

   とか、散々待って「言えない」でなくて、言える範囲で言ってよ〜〜って思ってしまう。

   こういう拒否られ方が、おしゃべり好きなこちらとしては、ツラいのである。

   というような経験を通して、母国語のコミュニケーションに絶望してしまうと、外国語を通じた外国人とのコミュニケーションにたどり着くのかな、と。基本、日本人は「空気読め」とか相手に要求するから、読めないと排除されることになって、拒否られる。外国人だと、意味がわからないのかな?とさらに説明してくれるから、拒否られることがない。それがありがたい。

   とかなんとか考えていたら、海外セレブ好きな若い女子の言動の不思議が少しわかってきた気がしました。